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◆2004/5/21 第51号  医療費は戻ってくる 
巻頭言。

  「ナイチンゲールってすごくない?」
  「ナポレオンって偉大だよね〜」

  カミサンが突然こんなことを言ってくる。

  普通の家庭の会話ではない・・。

  また意味不明なことを言っているなぁと
  思っていたら、
  最近、伝記を読むのにはまっているらしい。

  小さい頃、あまり本を読まなかったから、
  子どもに聞かれた時に話しができるようにって。

  しかも、小学生が読む、字がすごく大きい本で
  読んでいる。(おいおい)

  未だにカミサンの行動は読めない私・・。

  という事で、今回もよろしくお願いします!


■■■ もくじ

-,  トピックス
   『医療費は戻ってくる』
   『明日はわが身と考えてみるぞ。』
   『プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。』

-,  ふれあい広場
   ”住宅ローンの相談。そしてまだまだ不安な国民年金。”


■■■ トピックス

■【 医療費は戻ってくる 】

〇 いったん病院などの窓口で支払っても、手続きすれば戻ってくる医療費が
 ある。ところが患者が気づかないケースが多く、数十億から数百億円がきち
 んと返還されていないという。

〇 医療費について医療機関は、まず原則3割を窓口で患者から受け取る。残
 り7割は診療報酬明細書(レセプト)を作り、審査支払機関を通して患者が
 加入する健保組合などに請求。

〇 同機関はレセプトをチェック、計算ミスなどがあると、その分請求より減
 額して支払う。このとき患者も病院に申し出れば、減額に相当する自己負担
 の一部を取り戻せる。

〇 実際にどうやって医療費を取り戻すのか。

〇 窓口で受け取った領収書と、健保組合などから届く医療費通知の金額を照
 らし合わせる。領収書の額が多ければ、その差額が減額分。医療機関の窓口
 に返還を求めることができる。

 日経新聞 2004/5/16 - 7面より抜粋


■【 明日はわが身と考えてみるぞ。 】

 医療費なんて戻ってくるものなんて知らなかった。という人が集まって、す
ごい金額のお金が返還されていないみたいですね。2001年度、減額査定さ
れた医療費は約1千億円なんですって。

 単純な計算ミス、不必要な検査、投薬量が多い、などが減額査定の理由。し
かし、計算ミスっていうのは許せませんよね。入院時など医療費が高額になっ
た場合は、要チェックですね。

 知らなかった・・ってだけで、返ってくるはずのお金が返ってこない。これ
は大きく損ですよね。後から後悔してもお金は返ってきませんからね。

 今回は医療費のお話しでしたが、お金を貯める、お金を払う、お金を借りる
など色々なシーンで、「知らなかった。。」とならないようにしたいですね。

 #ちなみにカミサンは先日、近所のスーパーが改装セールをやっていること
 を知らず、閉店30分前にたまたま買い物に行き、「知らなかった。。」と
 真剣にへこんでいた。(ほとんど物が無かったらしい)


■【 プロの視点。CFP伊藤誠さんからのメッセージ。 】

 今回の記事については、FP伊藤も「知らなかった」です。

 もともと病院のお世話にならないので、関心が薄いせいか、医療費に関して
請求された金額を疑ったことはありませんでした。

 税金の請求については習慣でもっと安くなる手はないかいつも考えています
し、ローンの利息や保険料・住宅・土地の売買・手数料など大きな支出に関し
ては、どうしたら質は変わらず安くなるかをFPは常に考えています。

 医療費については盲点でした。これは高額になったら注意しましょう。

 「知らなかった」ということに対し、「知っている」人が頭のよいわけでは
ありません。たまに専門家で「知っている」を頭のよいことで、エライと思っ
ているような人がいますが、大きな間違いです。

 「知らなかった」というのは時には本当に恐ろしいことになります。

 例えば、
 ・年金を24年間しか支払わなければ、受給は0です。
 ・どうがんばっても25年に到達しないのに年金を納めている人もいます。

 FPは別の専門家のようにあることに対して深く深く深くは知りませんが、
広く広く広くそしてある程度深く知っていることが特徴です。ですので、いろ
いろな角度から消費者側に立ちアドバイスができます。

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■■■ ふれあい広場

 読者の方から頂いた感想、相談にCFP伊藤さんがお答えします!

■【 住宅ローンに関するご相談 】

> はじめまして。いつも購読させていただいています。
> 
> おととし、マンションを購入いたしました。
> 我が家の住宅ローンなのですが、某銀行の2年固定というものを組んで、
> 今年の12月に借り入れの手続きをしなければ成りません。
> 
> その為、手数料などが発生するのであれば、、、
> 同じ銀行での固定金利もしくは、
> 他社の銀行の借り換えも検討しております。
> 
> 又、証券のローンもいいと聞いたことがあるのですが、
> これから先、どのように計画を立てようか検討中です。
> 
> 29年ローンで繰り上げ返済を1回して
> 3年返済期間が短縮したところです。
> 
> どのようにすれば宜しいでしょうか?
> アドバイスいただければと思います。。


■【 CFP伊藤さんからのコメント 】

 こんにちは、『FP知恵の木』伊藤です。ご相談をお寄せいただきありがと
うございます!

 年齢・家族構成・収入・金利等・・・。伊藤の知りたいプロフィールがわか
りませんので、一般論でコメント致します。

 まず60歳までに完済したいものですね。特に、今後の返済期間を何年にす
るかは重要です。手続きの手数料はローン利息にくらべたいした金額ではあり
ません。

 次の問題は、

 1) 金利の低い短期にする。
 2) 10年固定で2%後半の金利を選ぶ。
 3) 3%台で全期間今から固定にする。

 どれを選ぶかを真剣に考えなければいけません。この選択により、簡単に数
百万円支払いが変わってきます。

 1、2、3、のどれが良いか、何とも言えませんが、相談者のプロフィール
によって、どれがおすすめかはアドバイスすることができます。

 借り換えの是非や1〜3のうちどれが良いかを数万円支払ってでも、中立・
公平な独立系FPに相談されたほうが得をすると思います。

 銀行に聞けば、そこの銀行のローンを勧められるしかありませんし、銀行に
とって得な長い期間を勧められると思います。(企業系FP)

 私、伊藤は独立系FPですので中立・公平な立場からアドバイスできます。

 またのご相談やご感想、お待ちしております。ありがとうございました!


■【 国民年金に関するご相談 】

> はじめまして。
> 
> 最近メルマガの購読を始めた読者です。
> いつも楽しみにしております。
> 
> 今まで厚生年金や国民年金、そして今回は専業主婦になりました。
> 年金問題が多く取り沙汰される中で、前回のメルマガで
> 厚生年金に加入されていたにもかかわらず、国民年金を
> 25年以上加入していなければもらえないと伺いました。
> 
> もしかしたら、2種類加入義務なのでしょうか。
> 
> 年金の事に関しましては、まったくの無知のため
> 簡単なコメントで結構です。教えていただけますでしょうか。
> 
> 厚生年金に加入中は国民年金は払わなくて良いと思っていましたので
> 大変ショックです。
> 
> よろしくお願いします。


■【 CFP伊藤さんからのコメント 】

 こんにちは、『FP知恵の木』伊藤です。ご相談をお寄せいただきありがと
うございます!

 厚生年金と国民年金というように2種類加入する義務はありません。また、
厚生年金に加入中は、国民年金は払わなくてよいので安心してください。

 年金を受け取るには、年金の種類には関係なく、合計で25年間加入です。

 厚生年金を支払っていた期間は、実はその中で国民年金も支払われていたと
考えてください。だからといって支払期間は倍にはなりません。

 専業主婦でも、サラリーマンの妻なら国民年金に加入していることになりま
す。これも合わせて25年以上を死守することです!

 専業主婦でも自営業や厚生年金に加入していない会社のサラリーマンの専業
主婦はだめですよ。

 夫が転職などすると、いつのまにかサラリーマンの妻からはずれていること
があるので要注意です。

 またのご相談やご感想、お待ちしております。ありがとうございました!


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