●草食投資家ただいま増殖中●

FP知恵の木 無料週刊ナレッジメール バックナンバー

■2011年02月16日 ●草食投資家ただいま増殖中●

☆ 目 次 ☆

1. MONEYトピックス ~「知恵の木」流、日経ヴェリタス最新金融情報徹底解読~
●草食投資家ただいま増殖中● インデックス投信やっていますか?

2.一緒に学ぼう、プラチナ時代のこと ~ アラフォ-の輝ける未来のために~
●「年金」について押さえておきましょうか ~その3~●

3.ちょっと気になる話 ~ライフとマネ-のQ&Aから~
●親との同居、マネーと節税対策●
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1.MONEYトピックス ~「知恵の木」流、日経ヴェリタス最新金融情報徹底解読~
●草食投資家ただいま増殖中-2011年2月13日版p52より伊藤誠の特選記事- ●

=草食投資家ただいま増殖中
先読めぬ時代、インデックス投信で地道に積み立て=

草食投資家とはなんだろうと思い読みすすめると、
一発狙いではない投資スタイルの人たちを指すようです。
多分日経ヴェリタスがつけた名前でしょう。
(一発狙いの投資スタイルは肉食投資家?)

ここでまたまた専門用語ですね。
「インデックス投信」とは何でしょう。

「運用成績が日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などに
連動することを目指した投資信託」

これも何を言っているかわからないですよね。

通訳すると
「値上がり・値下がり(運用成績)が
日本でトップの企業225社の平均(日経平均株価)や
日本の上場会社すべての平均(東証株価指数(TOPIX)と
同じように(連動)値上がり・値下がりする投資信託」
一言で言うとインデックス投信とは日経平均やTOPIXを買うということです。

「インデックス投信」に対し「アクティブ投信」という言葉があります。

「アクティブ投信」とは、
「専門家が様々な基準で個別銘柄を独自に選び、
市場平均(指数)=インデックスを上回る収益を目指す」
専門家プロが頭を使って、日経平均を買うよりも
儲かるように株を選んでくれるという事です。

「インデックス投信」と「アクティブ投信」を比較しますと、
アクティブ投信は専門家プロ(ファンドマネージャーといいます)
がついているので当然費用も高くなります。

「費用」とは、売買時にかかる「売買手数料」と
投資信託を保有しているだけで「信託報酬」を指します。

インデックス投信は人件費がかからないのでこの費用が安くなっています。

何万とある投資信託(ファンドと言います)の大部分はアクティブ投信です。

それでは成績は?

過去10年間、何万とあるアクティブ投信の50%以上が
インデックス投信より成績がよかった年は3回だけです。

簡単に言うと「アクティブ投信は専門家プロがついているので
費用が高くさらに儲からない」ということになります。

ファンドマネージャーというと、
年間数千億円を稼ぐ海外の著名ヘッジファンドマネージャー
ジョージ・ソロスなどを想像されるかもしれませんね。

日本のファンドマネージャーとは誰だと思いますか。
証券会社の社員です。

儲かるわけないですよね。
だって全然勉強していませんから。
(証券会社や金融機関の研修講師をしたことがあるので知っています)

そこで、草食投資家ただいま増殖中、インデックス投信で地道に積み立て
というわけです。私もこの考え方に賛成です。

「インデックス投信」とは当然日本だけではなく、世界にあります。

例えば
アメリカの日経平均みたいなものもありますし
インドの日経平均みたいなものもあります。
世界の全不動産価格もあります。
世界の全食料価格もあります。(大豆を買うはダメです=個別になりますから)

ないものはないのではないでしょうか。

個別の銘柄に投資するのも良いですが、私のおすすめは
「全○○を買う」というインデックス投資です。

例えば
・ブラジルの全株式を買う(日本の場合、日経平均を買う)
・世界の都市のビルを100棟買って家賃をもらう
・オーストラリアの国債を買う
・US$という通貨を買う
・ユーロという通貨を買う
・石油・石炭など全エネルギー資源を買う
・世界の株が下がったら儲かるインデックス

こんな投資の仕方ができます。

証券会社の営業マンが個別銘柄でこれが良い・あれが良いとすすめるのと
スケールが違うと思いませんか。
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投資や資産形成に関するご相談も承っております。
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2.一緒に学ぼう 「プラチナ時代」 のこと ~アラフォ-の輝ける未来のために~
少子高齢化時代の今と未来を研究し
「あなた流・プラチナ時代の歩き方」を探しませんか。
    
●「年金」について押さえておきましょうか ~その3~● 在職老齢年金制度とは?
(社会保険庁のホ-ムペ-ジ http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/index.htm)

◆在職老齢年金制度ってご存じですか?

60歳を過ぎ年金の受給対象者になった場合でも、
現役続投で働き、ゆえに収入も大きい方もいらっしゃることでしょう。

こういった場合、年金ってもらえるのでしょうか。

60歳を過ぎて会社員として働き続ける場合に受け取る年金を
「在職老齢年金」というそうです。

年金の基本月額(本来もらえる年金の1か月分)と
給与に相当する額(=その月の給与+直近1年の賞与の12分の1)
の合計額によって、年金額が調整されます。

ではいくらになるの?というのが重要ですが、
だいたいの目安として、次のようになります。

この2つの合計額が、
60歳前半で28万円以内 → 年金の調整なしで全額支給
60歳前半で28万円超  → 超えた金額の半分が年金からカット
65歳以降で47万円以内 → 年金の調整なしで全額支給

◆雇用保険からの助け舟「高年齢雇用継続基本給付金」

ところで、60歳以降の給与が定年前より75%未満にダウンした場合、
給与とは別に「高年齢雇用継続基本給付金」を受給できるそうです。

支給の条件として、雇用保険の加入期間が5年以上で
60歳以降も同じ会社に勤め雇用保険に加入していること。

60歳到達時の給与の上限は44万6700円。
支給期間は65歳になる月までの最長5年間。

例えば、44万6700円だったお給料が
25万円にダウンしてしまったとすると
3万7500円が支給されるそうです。

◆70歳を超えても年金をもらえないの?

知り合いの某社長は、最近70歳をすぎましたが、
年金は全くもらえないそうです。

以前は70歳を超えたら
いくらお給料が高くても年金を受給できたのに
最近ルールが変わったそうで、
この方は1歳違い位で在職老齢年金ルールが適用されてしまいました。

そんなこともあるんですね。

これまで毎月高い厚生年金保険料をずっとずっと積立してきたのに
会社勤務をしている限りいつまでたっても受給できないなんて・・
おかしいですね。

◆調整されるのは厚生年金から支給される年金だけ

在職老齢年金のポイントは、
厚生年金(比例報酬部分)だけが調整の対象
という点ではないでしょうか。

言い換えると、
すべての人が同じ条件で該当する基礎年金は調整されない。

厚生年金に加入してしまうからもらえる年金に制限がかかる。
ということは、60歳以降は厚生年金に加入しない働き方をするのが
最大の抜け道といえそうです。

例えば、お給料50万円をもらっても厚生年金に加入しなければ
年金もフルでもらえますから、ご本人も嬉しいですし
会社も社会保険の半分負担がなくなるので得をします。

◆団塊世代とアラフォーの違いは年金にも

とても気になっていることがあります。
一言でいうと、昔は年金を払う金額は小さくて
もらう金額は大きかったのです。
さらに60歳からもらえました。

1000万円が3000万円になったのです。
しかし、今は払う金額が大きくなり
受給年齢も65歳になりました。

1000万円が100万円になってしまうことに。

日本では現役世代が高齢者を支えるという原則がありますが
昔は現役世代7人が高齢者1人を支えているという構図だったのが
今後は逆ピラミッドになり
高齢者1人を現役世代2人が支えているという構図になろうとしています。

高齢者を支える人口
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2010/gaiyou/html/s1-1-1.html
http://www.tokyo-ikiiki.net/toukei/data/h19_toukei_04-8.pdf

ということで、
知恵の木「充実人生クラブ ~少子高齢化時代の資産設計形成塾~」では、
これからも少子高齢化時代の充実人生の歩き方を勉強していきたいと思います

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3.ちょっと気になる話 ~ライフとマネ-のQ&Aから~
●親との同居、マネーと節税対策●
 
「人生で損をしないための夫婦マネ-&ライフ道場」
(中村夫妻発行、伊藤誠監修)より
http://archive.mag2.com/0000111080/index.html

■【 リフォームに関するご相談】

はじめまして。
現在の持家を売却して親の家をもらって、
リフォーム後に住む計画を立てています。
持家の売却が決まりそうなので、
今後の計画を早急に立てなければなりません。

現状としては次の通りです。
・現在の私たちの持家を売却して、400万円くらいの足が出る。
・親の家は築30年弱、1200万円くらいでリフォームを考えている。
・親とはほぼ同居。(別荘もあるので、半同居)

質問としては、

1.不動産仲介業者(現在持家の売却を依頼している業者)に
親の家の売買契約&リフォームローンをお願いして
一気に手続きを済ませるか?

2.行政書士などに書類作成等お願いして、土地(家含む)を
親からの生前贈与という形にしてリフォームローンを新たに組むか?
生前贈与の場合親は63歳なので、65以上になる2年後に後から
生前贈与の手 続きは可能か?
(親名義の家にたいしてリフォームローンは組めない?)

3.または足が出た分を一度清算して、親から家を買うことにして
住宅ローンとして組み、親に入ったお金でリフォームするのは可能か?
リフォームローンより住宅ローンの方が金利が低いので)
親も同居なので、親からリフォーム代を出すという形で。
その場合、仲介業者ではなく行政書士に売買契約書等を
依頼しての手続きは可能?

ちなみに実家の査定額は推定1600万前後です。

つまり、親から土地&家をもらってリフォームして住むには
どんな方法が一番か・・・ということです。

わかりづらい文章ですが、、すみません。
ご回答、よろしくお願いいたします。


■【 CFP伊藤からのコメント 】

こんにちは、『FP知恵の木』伊藤です。
ご相談をお寄せいただきありがとうございます!

まとめてみます。

 夫・妻の土地・家売却 800万円
 父・母の土地・家査定価格 1600万円
 父・母の家リフォーム代金 1200万円

私が夫の立場であればこうします。

 夫・妻の土地・家売却 800万円
 父・母の土地の家リフォーム代金(1200万円-800万円=400万円)
 について、夫・妻でリフォームローンを組む

父・母の土地所有権はそのままにし、
父・母の家のリフォームは夫・妻が行い
400万円のリフォーム住宅ローン控除の申告をして節税する

生前贈与にすると贈与税の対象になりますが、
将来、相続として土地を譲り受けるのであれば
(親の保有資産が約8000万円以下であることが前提ですが)
相続税はかかりません。

ポイントは父・母所有の土地はそのままにしておくということです。
そこに夫・妻が自分たちの住む家をリフォームするのが良いのではないでしょうか。

さらにご質問があればご一報ください。
またのご相談やご感想、お待ちしております。ありがとうございました!

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