○クロダ(日銀総裁)には逆らえぬ○

FP知恵の木 無料週刊ナレッジメール バックナンバー

■2013年04月10日 ○クロダ(日銀総裁)には逆らえぬ○

☆ 目 次 ☆

1.最新金融情報トピックス 
~「知恵の木」流、日経ヴェリタス徹底解読~
○クロダ(日銀総裁)には逆らえぬ○

2.充実人生クラブ ~人生を部活動のように楽しむ~
○50歳からの人生は○
_____________________

1.最新金融情報徹底解読 ★伊藤誠の特選記事★
■クロダ(日銀総裁)には逆らえぬ■
~2013年4月7日 日経ヴェリタスp4より~ 

■■■ トピック要約

国債市場に眠るマネー、株式市場へ追い立てる

国債市場で眠っている民間マネーをたたき起こし、
世の中に幅広く行き渡らせる。
4日決まった金融緩和の最も大きな目的はそこにある。

日銀が国債の保有を肩代わりすることで
民間投資家の国債離れを促し、
デフレ脱却へのパワーを発揮するリスクマネーを
生み出そうということだ。

「未曽有の吸い上げ」

そのための手段が
未曽有の大量国債吸い上げオペレーション。

日銀の長期国債の保有額を2年後に2倍にし、
平均残存期間も今の倍以上の7年とする。

そのために
「月々の国債の発行額の7割」
を買い上げる。

異次元緩和がめざすものは・・・

日銀はこの措置に
次のようなメッセージをこめている。

「金融機関のみなさんが持つ国債は、
日銀がどんどん買い上げます。
従って長期金利は上がりませんので、
国債売却で得たお金を安心して
株式などリスク性資産の購入や
企業・個人向け貸し出しに振り向けてください」

それだけではない。
日銀はこんなメッセージも発した。

「皆さんが買いやすいように、
ETFの保有額を2年後に倍にします。
リスク性資産の価格下支えもします」

■■■

黒田日銀総裁の姿がだんだん見えてきました。
どのくらいやってくれるのかと市場は半信半疑でしたが、
今回の発表は市場の予想をはるかに超えるものでした。

経済用語が多くわかりづらいので、
簡単に解説したいと思います。

1.日銀が国債を未曽有に買うと

2.日銀は金融機関から国債を買って、
代金をお金で支払う。

3.銀行にお金があふれる

4.いままで金融機関はあふれたお金で
また国債を買っていたが、
日銀が国債を未曽有に買うので買えない。

5.金融機関のお金の行先がなくなる。そこで
「国債売却で得たお金をリスク性資産の購入や
企業・個人向け貸し出しに振り向けてください」

6.仕方がなく株や外債というリスク資産を
金融機関が買う。お金を民間に貸す。

7.株高と円安が起こる

8.物よりお金が多くなるので、
お金の価値が下がりインフレ。2%のインフレ目標

ポイントは、金融機関にとって、
余ったお金で国債が買いづらくなることです。

政府や日銀の思惑通り、
金融機関に余ったお金が株や外債に向かい、
株高を招き景気は良くなるでしょうか。

金利低下・株高・円安のいいとこ取りで今のところ、
成功しているようです。

これは劇薬なので、副作用もあるかもしれません。
副作用については、また後程。
_____________________
※ご感想やご質問はこのメールにご返信くださいね!
励みになります!^^
_____________________

2.充実人生クラブ~人生を部活動のように楽しむ~
■50歳からの人生は■

人間が変わる方法は3つしかない

人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。

我がビジネススクールの師、
大前研一氏はこう断言されます。

孟母三遷の孟子の母は、
わが子の教育のために
3度引越をして住む場所を変えたといいます。
徹底していますね。

場所を変える

お名前を忘れてしまったのですが、
あるコンサルタントの方は
オフの時間を意識して取り
オンとオフのメリハリをつける。

超多忙にも拘わらず、だからこそ
例えば、週末の3日間を使って
夜中の便でフランスへ行って
2日間をそちらで過ごし
帰ってくるそうです。

たったそれだけでも
ずいぶんと気分が変わる。

それだけでなく
仕事柄もいかに発想し、
多様な視点でものを見ることができるかが勝負
だからこそ
全く違う場所に身を置いてみることを
意識してしょっちゅう実行しているそうです。

50歳からの人生は・・・

私にも50歳までにやってみたかったこと
があります。

それは
「自分で自分の時間の使い方を決める」
ということでした。

また、地球上のいろんな所へ行って
今まで見たことのないものを見たり、
聞いたり、感じたりして、
生きていることの感動を実感してみたいとも。

30年近く会社勤めを続けましたので
それまでの自分の時間(=人生)の使い方は
仕事が最優先。
それが、社会人としての責任でもありました。

そんななかで、
子どもと過ごす朝の時間や保育園のお迎え、
そして夏休みと年末年始の
家族で過ごす休暇は
夢のように貴重な時間でした。

そして、もちろん
私のケースとは別の
50年人生があります。

家族を守るためにこそ、
全力で仕事に没頭してきた男性の方々や
同様に、子どもやご家族を最優先にして
その人生と愛情を捧げてきた女性がいらっしゃいます。

お一人お一人が
本当に一生懸命やってこられました。

最後まで輝き続ける

人生五十年・・・
と詠って織田信長が世を去ったのは、
今から430年前。

WHOが発表した
2012年の日本の平均寿命は世界一で
83歳(男性80歳、女性86歳)。

私たちの周りには、
現にその年を超えて、何歳になっても
輝いて周りを元気づけている
先輩方がいらっしゃいます。

覚悟を決めて、万物の霊長として
頭と心を研き続け、後に続きたいものです。

もし、自分の時間を自由に設計し
やりたいことができたなら、
そこから、本当の自分の人生を
もう一度スタートすることになる。
そう思うとワクワクしてきませんか。

充実人生クラブ(JJC)でやりたいこと

それは、そんな生き方・考え方を少し前倒しして
65歳を待たずにスタートしてみることなんです。

本来なら、45歳位からは、
次のステージのことを考えた方が
いいのかもしれません。

自分の後半の人生をどうしていくか
まずは、それを考えてみたいです。

自分らしくできること、好きなこと、得意なこと
それがいつか本当に大好きな第2の仕事になり
一生のライフワークになったら。
それを仲間と応援し合いながらやっていけたら。
いいですよね!

自分はこのために生きている!
生まれてきてよかった!

と思える自分らしい人生の在り方。

・自分が好き
・人が好き(信頼する人とつながっている)
・貢献している(誰かの役にたっている)

そう実感できる「あなたの場所」があること。

それが、JJCがあなたと一緒に実現したい
「夢」なのです。

そして、自分自身がまず
「充実人生クラブ」を体現していきたい
と思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA