○認知症・・まさかの時に支える手○

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■2012年04月04日 ○認知症・・まさかの時に支える手○

☆ 目 次 ☆


1.最新金融情報トピックス 
~「知恵の木」流、日経ヴェリタス徹底解読~
○認知症・・まさかの時に支える手○

2.一緒に学ぼう、プラチナ時代のこと 
○地方というアフォーダブル・ロケーション○

3.ちょっと気になる話
 ~ライフとマネーのQ&Aから~
○預金連動型住宅ローンのメリット○
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1.最新金融情報徹底解読 ★伊藤誠の特選記事★
■認知症・・まさかの時に支える手■
~2012年4月1日日経ヴェリタスp63より~ 

■■■ トピック要約

厚生労働省の推計では、
認知症の患者は2010年に200万人以上。

加齢に伴い脳細胞の働きが悪くなり、
生活に支障がでる病気で、
65歳~69歳までは1.5%がかかるが、
この数字は5歳ごとに倍増。
80歳~84歳では15%ほどが認知症になるという。
長寿化が進むなか、
将来自分がかかる可能性だって十分ある。

ある調査では、認知症患者の6割が
不必要な住宅改修工事などの経済被害にあっていた。
さらに、1度被害にあった世帯が
2度被害を受ける率は4割。
2度被害にあった世帯のうち、
4度以上被害経験した割合は4割に達する。
じつは認知症の症状に最初に気づくのは
本人であることが多い。
今まで当たり前のようにこなしていた家事が
うまくいかなくなるなど、何かがおかしいと
不安に思い始める。

ただ、病気と異なり、病院で受診するまでの期間は
長くなりがちだ。
周りの家族もなるべく認めたくないと思い、
異変を感じてから、病院に連れて行くまでに
数年かかることも珍しくない。

2060年、日本女性の平均寿命は90歳を超える
という予想。

親のお金を守るためのポイント

長寿国日本、高齢の親が悪質な被害に遭わないよう、
親のお金を守るための対策を考えておく
必要がありそうです。
いくつかの「対策」をご紹介したいと思います。

1.日常生活自立支援事業

全国の社会福祉協議会が手掛けている事業です。
認知症の高齢者などを対象に、
日常生活で必要な預金の払い出しや、
貸金庫を利用した通帳の保管などを代行してくれます。

最寄の社会福祉協議会を通じて支援計画を作り、
高齢者本人が契約を結びます。
その内容に基づいて、
生活支援員が定期的に自宅を訪問し、
引きだした預金を渡すなどのサービスです。

利用料金は地域により異なるものの、
訪問1回あたりの平均は1200円程度。
預金通帳や印鑑を家に置かなくてすむので、
訪問販売業者などに言われるままお金を引きだしたり
契約したりするなどの被害を防ぐことができるでしょう。

2.資産を複数の銀行に分散

1つの銀行に預けるのは200万円程度にとどめ、
複数行に分散するのがお勧めです。

3.引き出しに一手間かかる金融商品

お金を引き出すのに一手間かかる金融商品を
活用してはいかがでしょうか。

4.成年後見制度

認知症や何らかの障害や高齢等により
判断能力が衰えてしまった人の財産や権利を守るため
『成年後見制度』というのがあるのをご存じですか?
ご本人の行為能力を制限するとともに、
ご本人のために法律行為をおこない、
またはご本人による法律行為を助ける人を選任する
制度です。

「成年後見制度」には、次の2つがあります。
1)法定後見制度
 本人の家族が裁判所に届けます。
2)任意後見制度
	本人が元気なうちに、
	将来自分の判断能力が衰えた場合に
	誰を後見人にし、どうしてもらいたいかを伝えておき、
	そのとおり実行してもらう制度となっています。

『成年後見制度』
http://www.courts.go.jp/vcms_lf/210026.pdf

■■■ ご質問・ご感想はこちらまで
fp@chienoki.com 
お待ちしています(^^)■■■

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2.一緒に学ぼう、プラチナ時代のこと
地方というアフォーダブル・ロケーション ■

最近「ノマド」という言葉をよく耳にしませんか。

ベストセラー「レバレッジ」シリーズの
本田直之さんが先月3月出版された
新著「ノマドライフ」を読み、私は
「ノマド(NOMAD)とは「遊牧民」のことなのだ~」
と初めて知りました。

ノートパソコンやiPhoneなどを酷使しネットを介して
自宅でもなく、オフィスでもなく、
場所を問わずに仕事をするノマドワーカー。

子育ての時期を含め30年企業勤めをしてきた私ですが、
満員電車でオフィスに通わずに仕事ができたら
どんなにいいだろう・・・とよく思ったものです。

また、温泉が湧き出ているような大自然あふれる場所が
大好きなので、できれば自宅でもないそんな場所で
「どこでもオフィス」ができたらいいなあ!と。

当時でも会社では、海外の本社などと
ビデオを介してよく会議をしていましたが、
そんなことも今では、個人ベースでも「簡単」に
ノートパソコンにカメラを設置するだけで、
しかもスカイプなどで「無料」でできてしまう
そんな時代になってしまいました。

ヒルズ族よりノマド族?

六本木ヒルズ森タワーに本社を置く企業群の代表者や
ヒルズの住民を意味する「ヒルズ族」。

上場したITベンチャーが次々にオフィスを設けた
ヒルズはアントレプレナー(起業家)の聖地であり、
各界の著名人が織りなすセレブ文化の発信地と
いわれています。

そんな「ヒルズ族」に対し
「ノマド族」が緩やかに広がりつつあるようです。

ITや高速交通網の進展は
都市と地方のインフラ格差を格段に縮めました。

もはや、厳しい競争社会から逃れ、
のんびり働きたい人が地方を選ぶのではありません。
行政に頼るのでもなく、
自らの実益性や価値観から、最適な場所で
最適なビジネスを興すという選択をし、
低コストを武器に「地方から競争を仕掛ける」のです。

宮崎に本社オフィスをもつITベンチャー「アラタナ」は
そんな「ノマド族」。
今後の活躍を大いに期待したいものです。

http://www.nikkei.com/biz/focus/article/g=96958A9C93819499E0E3E2E0E18DE0E4E2E1E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;p=9694E2E3E2E1E0E2E3E0E4E7E5E7
『ヒルズ族よりノマド族』
	日経新聞2012年3月27日

地方というアフォーダブル・ロケーション

低家賃で住める良質の住宅のことをアメリカでは
アフォーダブル・ハウジング※ というそうです。
(※affordable housing:支払い可能な住宅)

『ノマドライフ』著者の本田直之氏のいう
アフォーダブル・ロケーション(a.l.)とは、
地方にいながら都心の仕事をすること。

入ってくるお金は都心なみに高く
生活費は地方なみに低ければ
可処分所得(収入―支出)を大きくすることができる
というメリットに着目しています。

ハワイと東京にお住いのある本田さんご自身は、2011年
(ハワイ)6割、(日本)4割、(その他の国)2割
の割合で過ごされたとのことです。

そんな本田氏のお奨めのa.l.の一つは「福岡」。
健康食品や医薬品のネット販売会社の
「ケンコーコム」という上場企業は、
2011年に本社機能の一部を福岡に移転したそうです。

福岡は街がコンパクトで、
海や山が市街地のすぐ近くにあり、
ハワイにも似ているとか。
博多駅から空港まで地下鉄で2駅、10分足らず。
東京までは飛行機で1時間半、
日本で最も海外に近い大都市で、
家賃は東京の半分から6割程度とのことです。

東京にもっと近いところ、
千葉の「房総」は一軒家を購入する際の価格が
5分の1程度の物件があるそうです。

One life, Your way(一度の人生、あなた流)
あなたなら、どんなライフスタイルを
選択されますか?

家計簿に映る田舎のリッチ感

3月28日の日経新聞にも、
アフォーダブル・ロケーションのお話が
取り上げられていました。

そこで紹介されているのは、
島根県出雲市と神奈川県川崎市に住む
子育て真盛りの2組のご夫婦の暮らしぶりです。
都心型と地方型の2組の家計の様子まで
紹介されていて興味深いものでした。
よろしければ、どうぞこちらから↓

http://www.nikkei.com/biz/focus/article/g=96958A9C93819499E0E3E2E0998DE0E4E2E1E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;p=9694E2E3E2E1E0E2E3E0E4E7E5E7

『家計簿に映る田舎のリッチ感』
	日経新聞 2012年3月28日

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ご感想・コメントはどうぞこちらまで
fp@chienoki.com
お待ちしています(^^)■■■

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3.ちょっと気になる話 
~ライフとマネーのQ&Aから~

■預金連動型住宅ローンのメリット■

■【住宅ローンについてのご相談】

増税前に新築を来年あたり購入予定です。
4人家族、現在両親と同居(夫の実家)

夫 33歳 会社員 勤続 2年 年収 250万
妻 33歳 看護師 勤続 3年 年収 550万
長男 小6
長女 小5

貯蓄 1,400万 (1年で200万 貯蓄予定)

土地 80坪 所有 課税額 16万(23年度) 親名義

2,100万前後の新築を考えています。

双方の親から援助(残額)を受けると考えた場合、
現金払いにした方いいのでしょうか?

住宅ローン(500万程度)を組むなら
夫名義より妻名義で借りるのがBESTなのでしょうか?

※当初、住宅ローンを組み、控除?が終了した時点で、
残額を支払うという方法がいいのでしょうか?
出来る限り、無駄なお金を支払わないように
したいのですが...

情報不足の点があるかも知れませんが、ご教授頂きたく。

■【 CFP伊藤からのコメント 】

こんにちは、『FP知恵の木』伊藤です。
ご相談をお寄せいただきありがとうございます!

こんな方法もあります。
預金連動型住宅ローンというのをご存じですか。

夫 : 
1,050万円の預金をして、同じ銀行で
1,050万円のローンを組む

妻 : 
1,050万円の預金をして、同じ銀行で
1,050万円のローンを組む

◯ 預金連動型住宅ローンは、預金とローンの差額にのみ
利息がかかるので、支払い利息はゼロとなります。

◯ 夫、妻両方とも年末住宅ローン残高の1%を
10年間、年末調整で税金を還付できる。

◯ 夫、妻両方とも1,050万円の生命保険(団信)に
加入することになるので、現在、夫と妻が加入している
生命保険を1,050万円分減額できる。

住宅建築予算分現金を持っている場合、
預金連動型の住宅ローンはとても有利にはたらきます。

よろしければ、ご案内しますので、
当社ホームページをご覧になり、ご連絡ください。

またのご相談やご感想、お待ちしております。
ありがとうございました!

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