○アルゼンチンはどうなった?○

FP知恵の木 無料週刊ナレッジメール バックナンバー

■2012年05月30日 ○アルゼンチンはどうなった?○

☆ 目 次 ☆

1.最新金融情報トピックス 
~「知恵の木」流、日経ヴェリタス徹底解読~
○アルゼンチンはどうなった?○

2.一緒に学ぼう、プラチナ時代のこと
○あなたは世界遺産○
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1.最新金融情報徹底解読 ★伊藤誠の特選記事★
■アルゼンチンはどうなった?■
~2012年5月27日日経ヴェリタスp11より~ 

■■■ トピック要約

10年前に通貨危機・・・アルゼンチンはどうなった?
デフォルト宣言、国際金融から孤立

今のギリシャと似た現象が10年前、
通貨危機に見舞われたアルゼンチンで起きた。
同国の危機はギリシャがユーロを離脱した場合、
どのような事態待ち受けているかを探るうえで参考になる。

アルゼンチン通貨=ペソ

80年代 インフレに悩まされる
91年、ドルと自国通貨ペソの交換比率を固定
(日本も昔1ドル=360円に固定相場制)

ペソの価値は安定し、インフレ率は低下

高成長を遂げたアルゼンチンは
海外から投資が押し寄せ
“南米の優等生”と言われる国へ

お隣ブラジルが変動相場制へ
ブラジル通貨が減価され、
ドルと固定していたペソが相対的に高くなる(ペソ高)

ペソ高による輸出競争力が低下

99年 国内総生産GDP3.4%のマイナス

01年 ペソ切り下げ懸念から、銀行預金の流出が加速
政府が預金引き出し制限措置発動
市民の不満が爆発し暴動が起こる

対外債務支払い一時停止(デフォルト宣言)
アルゼンチン変動相場制へ移行
1ドル=1ペソから1ドル=3ペソへ暴落(ペソ安)

GDP比の政府債務は
01年の54%から02年165%へ膨張
その後、通貨下落(ペソ安)をテコに輸出回復力を回復。

牛肉など食料品の輸出で外貨を稼ぎ、
経済は立ち直ったが、
デフォルト宣言から10年たつが、
いまだに国際金融界に復帰できていない。

■■■

いかがですか。私にはとても興味深い、
10年前に破綻したアルゼンチンで
実際どんなことが起こっていったのかというお話です。

ペソをギリシャの通貨ドラクマや日本の円に
置き換えて読むとわかりやすいですよ。
とくにペソを円に置き換えて読んでみてください。

いつだかわかりませんが、
長い目でみて円安がやってくるという人のロジックが
ここにあると思います。

今回の記事でわからないところがあれば、
どしどしご質問くださいね。
お待ちしています。

■■■
ご感想・コメント・ご質問はどうぞこちらまで
fp@chienoki.com
お待ちしています(^^)■■■
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2.一緒に学ぼう、プラチナ時代のこと
あなたは世界遺産 ■

メルマガ発行人の伊藤礼子です。
今朝、庭に山アジサイの花が色づいてきたのを発見!
いやぁ・・今年は庭に植えたいろいろな花が
3年目にして、初めて花を咲かせてくれています。
本当に嬉しいです。
可憐ですが、その存在と自分だけの美しさを
しっかりと表してくれているのには感動します。

プロコーチに挑戦

実は5月から、プロコーチ養成所に通うことになりまして
本格的なコーチングの勉強と実践トレーニングが
いよいよ始まりました。

「コーチング」って何かご存知ですか?
スポーツ選手や経営者などが
最高の心の状況を保ち、
自分の内側の思いや力を引き出し
最高のパフォーマンスを創り出すために
「コーチング」を受けていますね。あれです。

なぜコーチング?

では、なぜ私がコーチングにそこまで強い関心を抱き
「これだ!」と思い込めたのか?
いくつかのきっかけがありました。

そのひとつは、NHKテレビ。
「認知症」介護の現場で、介護する側、される側の
実際の様子を見た時のことです。

認知症になるとものを忘れていきますが、
ずーっと忘れないことがある。
それは、脳の「扁桃核」というところに記憶された
「感情」であるというのです。
しかも、「いやな感情」ほど強く残る・・・。
ショッキングなお話でした。

では「いやな感情」は、どんな時に起こりやすいのか
起こらない方法があるのか

そのドキュメンタリーから私が受け止めたメッセージは
どんなに強い思いや愛があっての言動でも
その伝え方に「あるルールが存在する」ということでした。

すなわち「縦」の関係では、相手を勇気づけられないし
思いは伝わらないということ。目から鱗でした。

では、「縦」ではなく「横」の関係とはどういうことか
「相手から聴き、それをひたすら受容する。」
「相手の言動にいちいち○×をつけないで、
相手と同じ目線に立って言動を理解する、そして共感する」

そういうことなのかなあ、・・って
「ビビビッ」ときたのです。

ドキュメンタリーでは、実際に認知症のお母さんの話を
ただひたすら聞き受け止めてみると、
お母さんの心身の状態にみるみる変化が起きて
それによって介護する娘さんの心も癒されていく様子が
映し出されていました。

このメルマガをお読みくださる方々の中にも
実際に、今、誰かを介護をしている方が
いらっしゃるのではないでしょうか。
日本の長寿社会にあって、
「介護」はすべての人がいつかは直面する問題
といえるのではでしょうか。

「充実人生クラブ」では、介護する側の「充実人生」
について特にスポットをあてたいという願いがあります。

人間は、人生のどんな時でも幸せでいることができるはず
それをなんとか実現していただきたいのです。

「あなたは世界遺産」と
「あなたの人生ほど大切なものはない」

さて、プロコーチスクールでの初日は、
これまた私がビビッとインスピレーションを感じ
弟子入りさせていただいた
「平本あきお」さんのコーチングライブを
目の当たりに体験しました。
すごい!!

なにより、「平本あきお」さんは、私が
感じていた通りのパーソナリティ、
プロフェッショナルな方だったので、
本当にとっても嬉しかったです。

そして、2日目からいよいよスクールが開始され、
専任の講師は「だいじゅ」さん。
他の受講者が絶賛するだいじゅさんですが
正直私はどんな方なのか全く知りませんでした。で、
自分にとっては「どうかなあ」と少し心配だったのです。

「僕の“原点”についてお話します」
自己紹介のとき、だいじゅさんはそう言って
ご自身がどのようにしてプロコーチになったのか
その原点をありのままにお話してくださいました。

そして、その結びとしてこういったのです。
「すべての人は世界でたったひとつの『世界遺産』だ
と僕は思っています!」

だいじゅさんのプロコーチ・ストーリーの最後に
その言葉を聞いて、私は本当にびっくりしました。

「ああ、私と同じように考えている人がいてくれた!」

自分は夢みたいなことを言って変な人なんだろうなあ
と思っていたのですが、
こんな素晴らしい人々も「変な人」だった!

嬉しい「驚き」がいっぱいの新しい日々が
またスタートしました!

ブログも書いています
よろしければ、訪問してくださいね。

『REIKO.bird の空』
http://ameblo.jp/onelife-yourway/entry-11244877564.html

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