○金利消滅 各国で最低を更新○

FP知恵の木 無料週刊ナレッジメール バックナンバー

■2012年06月13日 ○金利消滅 各国で最低を更新○

☆ 目 次 ☆

1.最新金融情報トピックス 
~「知恵の木」流、日経ヴェリタス徹底解読~
○金利消滅 各国で最低を更新○

2.充実人生クラブ ~大人の部活動~
○「社団法人充実人生クラブ」が発足します○
_____________________

1.最新金融情報徹底解読 ★伊藤誠の特選記事★
■金利消滅 各国で最低を更新■
~2012年6月10日日経ヴェリタスp1より~ 

■■■ トピック要約

中央銀行の国債丸抱えが生む歪み

世界各国で国債の利回りが史上最低を更新し続けている。
金融危機や欧州債務危機を経て安全資産が急減。
わずかに残った高挌つけ国債に投資家が群がっている。
英国では先週1.5%台と、
記録に残る1703年以降300年間の最低水準をつけた。
米国では金利低下が1929年の株価暴落で始まった
世界恐慌時をしのぐ。

当時、長期金利は約4%から2%へと
10年かけて下がった。金融危機以降は、
4%から1.5%へと速足で下がっている。

極め付きはドイツ。
2年国債利回りは5日“-0.006%”をつけた。
コストを払ってでも買いたいという投資家がいるためだ。

理論上は説明しにくい水準まで国債は買われている。
財政出動の余地を失い景気下支えの役目を負わされた
各国の中央銀行は、利下げ余地がないため、
国債購入による量的緩和に頼らざるをえない。

その様相を米大手投資会社ピムコのビル・ザクロス氏は
「世界の債券市場はターニング・ジャパニーズ(日本化)だ」
とつぶやいた。

■■■

金利消滅。
日本は20年ぐらいつづいているでしょうか。
普通預金0.03%も見慣れてきました。
日本の若い人たちは多分この金利が当たり前だ
と思っているのでしょう。

注目は英国・米国・ドイツ・スウェーデンも
金利がなくなりつつあるということです。
バブルが崩壊した1990年代の日本と同じ道を
世界各国が歩みつあります。

覚えていますか。
そういえば日本も山一証券が倒産。
日本長期信用金庫倒産。
証券会社・銀行・保険会社がバタバタと倒産しましたね。

りそな銀行も国有化されたような・・・・。
アメリカもスペインも不動産バブルが崩壊して
銀行が国有化されたり、支援を受けたりしていますね。

思い出してみれば、日本のバブル崩壊時と
同じ道をたどっているような気がします。

ポイントは、この先どうなるかと
予想することがおもしろいですね。
日本は超低金利で円高でも
なんだかんだ国民はみな通常に生活しています。

英国・米国・ドイツ・スウェーデンも
超低金利がこの先10年以上つづくかもしれませんが、
大きな混乱は起きないのではないでしょうか。

日本もバブル崩壊当時どうなるかと思いましたが、
いまでも多数の国民は生活をしています。
今、欧州問題が世界注目の的ですが、
いずれおちつく時がくるのでしょう。
欧州問題もそろそろ慣れてきて、
ニュースでいろいろ取り上げられますが、
あまりビックリしなくなりました。

予想の範囲になってくると、
そろそろ終焉も近いと思います。

■■■
ご感想・コメント・ご質問はどうぞこちらまで
fp@chienoki.com
お待ちしています(^^)■■■
_____________________

2.充実人生クラブ~大人の部活動~
「社団法人充実人生クラブ」発足■

メルマガ発行人の伊藤礼子です。
「社団法人充実人生クラブ」
いよいよ来る6月22日に発足することになりました!

私を含め7人の理事(社員)でこの法人の運営を
スタートします。理事には:

・一貫して顧客満足とホスピタリティの研究と実践を
極めて来られた、奥湯河原の老舗旅館(つばき)
会長の松下哲也氏や
http://www.tubaki.net/ 「海石榴」

・「私らしい人生のしまい方」の著者、大前伶子氏。
伶子さんは、私のビジネススクールの恩師、
大前研一先生のお姉さまでもあります。


そして、
・(株)FP知恵の木代表取締役 伊藤誠氏
http://www.chienoki.com/ 「(株)知恵の木」

・プラスサム総合研究所社長 山根ちづえ氏
http://www.psri.jp/ 「プラスサム総合研究所」

さらに、私のMBA仲間も2人も!
・シニアワインエキスパートで、
大塚製薬本社に勤務されている野田隆史氏

・東日本大震災で両親を失った「震災孤児」を応援する
仙台のNPO法人「JETOみやぎ」を立上げ奮闘中の
清月記の野川貴之氏
http://www.jeto-miyagi.org/ 「JETOみやぎ」

など、素晴らしいメンバーの参画によって、
この事業をスタートできることになりました。

人生を部活動のように楽しむ

この「充実人生クラブ」って、一体何なのか?
少しご紹介させてください

当法人の定款にある「事業の目的」には
次のように記載しました。
ちょっと長いですが・・・(^_^;)

『この法人は、すべての人に訪れる後半世紀の人生を
最期まで、自分らしく充実感と活力をもって
幸せに生きるためのあらゆる自助活動や社会的活動を
推進し支援する。

また、厳しい経済環境と少子高齢化社会を生き抜くための
経済・金融・資産形成等に関する研究と啓蒙活動をはじめ、
生涯学習、ライフワーク、趣味、生きがいに関する
諸活動を促進する。

さらに、長寿社会における高齢者の福祉の増進を目的とする事業や、
人々の充実人生の実現に寄与する事業を推進し、経済活動の活性化を促す。

もって、唯一無二の充実人生を志向する人々を支援することによって
長寿社会に寄与することを目的とする。』

そして、その活動を一言で表すとしたら、

「人生そのものを部活動のように楽しむ」
場の創造といえます。

人はどんな時に幸せか

人はどんな時に幸せを感じることができるのか、それは:

自分にOKを出せているとき(自分が好き)
信頼する人とつながっているとき(人が好き)
誰かの役に立っているとき(貢献する)

と言われています。

充実人生クラブでは、次の4つが満たされる
ネットとリアルのコミュニティを作ろうとしています。

確かな自分軸をもち・・マイライフバンク
仲間がいて・・クラブ活動
輝きながら進化し・・生涯学習、趣味、生きがい
貢献する・・価値提供

ソーシャルシフト

「ソーシャルシフト」という言葉をご存じですか。
次の文章がそのイメージを表していると思います。

生活者は変わった
今、人々が望んでいるのは、
騒がしい説得広告ではなく、
控えめで共感を呼ぶメッセージ。
画一的なサービスではなく、
心のこもったおもてなし。
独りよがりの広報ではなく、
誠実で真摯な対話姿勢だ。
ソーシャルメディアが人々をつなぎ、
世界はシフトしはじめた。

「ソーシャルシフト」著者、齋藤徹氏の講演より

========

いかがですか。
私は「本当にそうだなあ・・」って共感します。

このクラブも自分の大切な人に
まずクラブを紹介して、クラブの事を
「本当にいいなあ」って思ってくれた人が
入ってくれればいい、そう思っています。

そういうわけでこのクラブは:

・紹介、推薦のある人
・自分でも何か「貢献できる」または「したい」
と思っている人。または、
・自分にはこんな「夢」があるから応援してほしい
と思っている人。

そんな人にご入会いただけます。

「おやじの料理クラブ」「ワイン造りの会」「じぶん年金クラブ」「おやじの株クラブ」
「旅クラブ」「山歩きクラブ」「茶懐石を楽しむ会」
「経済と金融の勉強会」「東北を旅する企画」等々・・・
盛りだくさんの企画がお楽しみいただけます。

もし、ご興味を感じて頂けたなら、
どうぞお知らせください。
詳細についてご説明させていただきます。

「充実人生クラブ」
をどうぞよろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA